縦型ミルバルク材料を微粉末に加工するために使用される粉砕装置の一種で、鉱業、化学、冶金、建設、その他の産業で広く使用されています。今回は縦型粉砕機の特徴をご紹介します。

HLM 縦型ローラーミル

最大送りサイズ：50mm

能力: 5-700t/h

繊度：200～325メッシュ（75～44μm）

適用材料：炭酸カルシウム、重晶石、方解石、石膏、ドロマイト、カリ長石などの非金属鉱物を細かく粉砕して加工できます。細かさの調整も簡単で操作も簡単です。

1. 高い研削効率

縦型ミルは材料床粉砕原理を使用して材料を粉砕するため、エネルギー消費量が少なくなります。粉砕方式はボールミル方式に比べて消費電力が30％低く、原料の水分が多くなるほどさらに省エネになります。

2. 高い乾燥能力

立型フライス盤空気圧送出方式を採用しており、原材料（石炭、スラグなど）の水分が多い場合、製品が必要な水分に達するように入口空気温度を制御できます。

3. 簡単な処理の流れ

縦型ミルには分離器があり、高温の排ガスを使用して材料を輸送します。分類器やホイストは必要ありません。粉砕機からの粉塵を含むガスは、バッグ粉末コレクターに直接入り、製品を収集します。シンプルなプロセスは故障率を減らし、稼働率を高めるのに役立ちます。ボールミル方式に比べて施工面積が70％とコンパクトなレイアウトです。

4. 大きな供給粒子サイズ

縦型ミルの場合、供給粒子サイズはミルロールの直径の約 5% (40 ～ 100mm) に達することができるため、縦型ミルシステムにより二次粉砕を節約できます。

5. 製品の均質性が高い

縦型ミルで適格な製品を時間内に分離することができ、過剰な粉砕を回避し、製品のサイズが均一になります。ボールミルではその加工方法上、製品が粉砕されやすいのですが、さらに、垂直粉砕システムは、セパレーターの速度、風速、粉砕ローラーの圧力を調整することにより、製品の細かさを適時かつ便利に調整できます。

6. 低騒音・低発塵

縦型ミルでは粉砕ローラーと粉砕ディスクが直接接触しておらず、騒音はボールミルより約20～25デシベル低くなります。また、竪型ミルは一体型シールを採用し、負圧で動作するため粉塵や騒音も軽減されます。

縦型ミルはボールミルよりも細かい粉末を処理でき、スループットレートが高くなります。縦型ミルの価格、詳しくはお問い合わせください。